目黒駅徒歩1分のオーガニックサロンunleash(アンリーシュ)stylist、spalistの片桐です。
みなさん、突然ですがカラーリングをしていてヒリヒリと染みた事がある方、またはカラー後にかゆみや炎症したことはありますか?
その方はアレルギーを発症する可能性が疑われます。
今回はカラーに含まれるジアミンとアレルギーの関係について説明させていただきます。
現在のカラーリングはメニューや色の種類が多様化し、時間も短縮することが求められています。
そのため、日本の美容室で扱っているカラー剤のほとんどが、小量の色素で濃く色を発色する事ができ、また色々な色調を簡単に作る事が出来るPPDA(パラフェニレンジアミン 通称ジアミン)を使用するカラー剤がほとんどですが
このジアミン、フィンランドでは1991年に一般向けの使用が禁止され,今多くの国ではジアミンの一部使用禁止を伝えています。
しかし日本では、ジアミンが有害な事は分かっていても、色調、時間、コスト etc…をなかなか省く事が出来きず、結局ジアミンに頼っているのが現状です。
そして日本人がカラーリングを始めて第3世代目と言われている現在 ジアミンアレルギー を発症する方が増えてしまっていて、今後5年以内に日本の美容業界全体で問題になってくるのでは?と僕達は考えています。
それではアレルギーを発症するタイミングはいつなのでしょう?
花粉症と一緒で、人それぞれアレルギーに対応出来る容量の大きさが違うので、いつそれが発症するかは美容師の僕達も分かりません。
前回までカラーをしても何ともなかった人が、突然発症してしまう方もいるのです。
花粉症もここ数年かなり増えてきてますよね?カラーリングも一緒だと考えてください。
一度ジアミンアレルギーになってしまうと、カラー後に頭皮や顔が腫れ上がってしまったり、痒みが収まらなかったりといった症状がでてしまうので、少なくてもカラーリング中に染みる方やカラーリング後に痒み等が出てしまう方はカラーリングする前に美容師に伝えるなど、注意が必要です。
そして美容師側も事前にカラー剤の種類、塗り方等に細心の注意をはらう必要があるのです。
アンリーシュではオープンからジアミンアレルギーの問題に積極的に取り組み、使うカラー剤の種類、処理剤、 塗り方等を考えてきました。
次回はアンリーシュのカラーのこだわりについて説明させて頂きます。